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後期高齢者医療制度

本年4月から始まるらしい後期高齢者医療制度(PDF・社会保障審議会資料:厚生労働省)。
開始予定まで、すでに2ヶ月を切っているのになんにも聞こえてきません。
同業者の中でも「詳細を知ってるか?」、「いやわからん…」などという会話がしょっちゅう聞こえてきます。

そんな中、ssd先生のブログでわかりやすいリンク先を発見。

後期高齢者医療制度は「団塊うば捨て山」 (1)なぜ75歳以上なのか
後期高齢者医療制度は「団塊うば捨て山」 (2)2030年には47万人の終末期難民が出現
後期高齢者医療制度は「団塊うば捨て山」(3)ミスリードされた終末期医療の議論

の三つ。

んで、さらに理解しようと、
『後期高齢者医療』来年4月から導入 75歳以上はみな保険料負担:中日新聞を読む。
ついでに、
新小児科医のつぶやきに出てくる後期高齢者医療の診療報酬体系の骨子(案)(たたき台)の記事を読む。

うーん…。
さっぱりわからん…\(__;)

結局、

1)高齢者は今までと別の医療保険に入る必要がある。その際、今まで扶養者で保険料の支払い義務の無かった高齢者も支払い義務が発生する。
2)初期の費用は現行の支払いと変わらないが今後の医療費推移で増える可能性あり
3)対象高齢者は主治医を登録し、その主治医の診察を受ける。専門医師および高度医療が必要になった場合は、その主治医から紹介される事が必要。

と言う事なのでしょう。たぶん。
#いまだによくわかってない。。。

現時点で開業医を含めて現場の医療者たちがほとんどわかってないのに4月から初めてまともに回るとはとうてい思えないですね。
さらに高齢者の皆様の自己負担は増えるわけです。
その結果、いかにも医療機関の準備不足のように報道され、そのクレームは当然医療機関(または医師)にくるんでしょうね。たぶん。
国は知らん顔と。。。
#今までの流れから。。。

うーん…。これって、
国は医療にかかる経費を押さえて、またまた現場にだけ無理難題を押しつける政策と言う事で理解してよろしいのでしょうか?
やっぱり、国のやる事はよくわからん。
まぁ、国民の皆様にとって、とんでも無い世の中になっている事だけは間違いないようです。
#もう少し勉強してみます。

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